桃源郷の歩き方 東莞常平編(2)序章 ~常平への再訪~
世界の桃源郷
2011年8月の「とある」土曜日の午後。盟友貴博とともに前日夜にマカオ入りし、18サウナで華々しくサウナ・デビューを飾った信彦は、朝からベネチアン・ホテルで開催されていた展示会を訪れていたのであった。
展示会会場で予め予定していた然程重要でも無い商談2件を13:30過ぎに終えた2人は、一帯に聳え立つ豪華絢爛ホテル群の屋上にロープで引き上げられるような高揚感を感じて止まなかった。昨晩サウナで濃厚な夜を過ごした2人は、今日この後東莞常平への移動を予定していたのである。
信彦は、東莞常平には約1か月弱前の2011年7月に貴博と2泊3日で訪問し、世界最強の桃源郷を満喫し、そして小玲との運命の出会いを果たしていた。
その際に信彦は小玲とある契約を交わしていた。契約内容を平たく言うと、「1か月に15,000人民元(当時の為替レートで15~16万円程度)の御手当を支給することで、信彦は好きなだけ東莞常平を訪問し、一緒に幸せなひと時を過ごし、そして生中出し放題」という優れものである。ベッドの上での口約束ではあるが、契約は勿論口頭でも有効である。
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「毎月決まった金額を支払うのだから、頻繁に会ってモトを取る」などというセコイ計算ではなく、「純粋に小玲に会いたい」という想いで、1か月も経過しないうちに2度目の訪問となったのである。
貴博にはこのような特定の相手が東莞常平に存在するわけでは無いが、前回の1対5のハンディキャップ・マッチを含む東莞常平の桃源郷ぶりに大いに味をしめており、今回も信彦の誘いに二つ返事で同行することになったのである。
信彦「面談も終わったし、そろそろ出発しようか」
貴博「そうだね。フェリーの混雑状況次第では何本か待たないといけない可能性もあるから、そろそろ行こう!」
2人は午後2時にベネチアン・ホテルのタクシー乗り場に並んだ。展示会の影響もあり非常に長い列が出来ていたが、到着するタクシーも非常に多かったため、5分程度の待ち時間でタクシーに乗車することが出来た。
信彦「港澳码头(香港マカオフェリーターミナル)」
タクシー運転手「OK」
目的地を伝えると、気さくな雰囲気のドライバーが荒っぽくタクシーを発車させた。
貴博「小玲に会うの、楽しみだね」
信彦「ちょっと緊張してきたね」
貴博「なんで緊張(笑)?」
確かに緊張する理由など全く無く、素直に小玲との再会を喜び、そして生で国際交尾し、気持ち良く中出しする興奮を味わえば良いだけの話である。しかし男とは時に理由なく緊張する生き物でもある。
信彦「ところで、ジョージは結局無理なんだよね、今日は?」
貴博「うん、やはり無理みたい。残念だけど」
信彦「まあ、前回も初日は2人だけだったし、大丈夫だよ。残念だけどね」
貴博「だね。今日は、どのホテルになったんだっけ?」
信彦「汇美天伦酒店(フイメイ・ティエンロン・ホテル)だよ。前回の汇美酒店(フイメイ・ホテル)とは同じオーナーだとか、違うとか、何だかよくわからないけど、汇美酒店よりも豪華らしいよ」
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本日からの訪問に向け、信彦は前回の訪問で得たコネクションをフル活用し、リンダを通じて汇美天伦酒店のカラオケ部屋を確保していた。前回訪問した汇美酒店や欧亜大酒店(ユーラシア・ホテル)も大変楽しく、再訪しても構わないのだが、「折角なので東莞常平の全ての遊び場を体験したい」という願望から違うホテルを選ぶことにしたのである。
余り道路も混雑しておらず、15分も経過しないうちにタクシーは港澳码头(香港マカオ・フェリーターミナル)に到着した。
土曜日の午後だが、中途半端な時間故なのか人は然程多くはなく、ターミナル2階で15:00発の深圳蛇口行きのチケットを無事購入することが出来た。深圳蛇口は、香港と隣接する深圳市の南西部に位置するフェリー乗り場である。
貴博「ジョージの知り合いのドライバーに連絡入れないとね」
信彦「16:00頃着と伝えておくよ。深圳蛇口からは車で道が空いていたら1.5時間程度らしいので、丁度良い時間になりそうだね」
2人は出国手続きを済ませ、ゲートの待合室でフェリーの出発を待った。
14:50頃になると船内に案内された。時間が中途半端故か、比較的空席が目立ち65%程度の乗船率に見える。このフェリーも、香港マカオ間のものと同様激しく揺れるため、船酔いしないよう注意が必要である。
チケットに記載された指定席に着席すると、2人の作戦会議が開始された。2人はここでは”外国人”であるため、あまり日本語で燥ぎ過ぎないようにするのがマナーである。
貴博「信彦さんは、今日小玲と会うんだよね?」
信彦「うん、そうだね。カラオケで小玲と一緒。まあ、僕のことは気にしないで楽しんでね」
貴博「小玲には連絡したの?」
信彦「今から連絡入れておくよ」
信彦が小玲に微信(We Chat)で連絡を入れ終わった時に丁度フェリーが出発すると、急に睡魔が襲ってきた。
信彦「昨日は6時間寝てるはずなんだけど、眠いね」
貴博「3時まで起きていたからかな。1時間弱寝ようか?」
信彦「寝てたら船酔いもしないし、丁度良いよね。そうしよう」
2人が桃源郷を夢見て眠る間にフェリーは高速で移動し、16:00に深圳蛇口に到着した。
第1話に続く
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